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夜の蝉 北村薫

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1996/02)
北村 薫

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北村さんの本はよく読みます。
どうしてと聞かれると非常に困ってしまうのですが、
一言で言えば、"やさしさ”かも知れません。

この本は、北村さんの本の中で、【夜の蝉】という題に引かれて初めて買った本です。
シリーズとしては 円紫師匠シリーズということになります。再読しました。

推理小説は、殺人があって警察がいてというような、火曜サスペンスタッチが非常に
多いなか、主人公 【私】の日常に起こった不思議なことを 大好きな円紫師匠が
ちょっとした探偵となって謎解きしていく話の進め方は、斬新でした。
単なる推理小説でなく【私】の成長の話としても読めます。

また、覆面作家だったため 北村さんの薫という名前と 主人公の【私】から
女性の小説家だと思っていた人も多かったようです。
かくいう私も 文章の滑らかさから 女性と錯覚してしまい、知識豊富で
文章が非常に読みやすい人だなと感心していました。
さて 【夜の蝉】のことです。
「朧夜の底」、「六月の花嫁」、「夜の蝉」の三編。

「朧夜の底」は、友達の正子(ショウコ)ちゃんが本屋にバイトしたが、そこで起きる
本の入れ方に関する謎解き。
途中、正子ちゃんが星座を教えてくれないと【私】が円紫師匠に雑談の中に言うと
即座に 生年月日まで推理するというような 小ネタも豊富です。

「六月の花嫁」 ほのぼのしてハッピーな話です。友達の江美ちゃんと 軽井沢に
行ってそこで起こるお話です。江美ちゃんのやさしいキャラクターと【私】の感情が
良く書かれています。

「夜の蝉」 姉と妹という関係が書かれています。今まで考えたことのない姉の気持ち。
少し寂しい中に、【私】は成長していきます。


北村さんは、カラーイメージの豊かな人ではないかと思います。
描写の中に鮮やかに色のイメージさせるところが数多く出てきます。
とても素敵な本です。

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テーマ : オススメ本!!
ジャンル : 本・雑誌

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Author:pitschi
本を乱読する日々。
このごろテレビがつまらなくなったので
本を読んで 音楽聴いて PCしてます。

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