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一握の砂 石川啄木

悲しいときやつらいときには
悲しい歌が必要である。
つらいときに明るくなろうとするとますます悲しくなるからだ。
そんなときは、悲しみを悲しみとして 受け入れてみる必要がある。

一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)
(1952/05)
石川 啄木金田一 京助

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詩というものはまことに難しくわかりづらいものであると
子供の頃感じていた。 
教科書には、萩原朔太郎の【月に吠える】がのっていて
何を言っているのか チンプンカンプンであった。

そんな中、どうしてもいられないような 悲しみや寂しさの中で
スーとしみこんだのが、啄木だ。
気に入ったのは、とにかくセンテンスが短い。
でも短くも ロマンチックで 悲しい詩であったからだ。


東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる

いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指のあひだより落つ


など 哀愁的でロマンチックだ。

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テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

溢れ出る涙 ローランドカーク

溢れ出る涙(+1)溢れ出る涙(+1)
(2008/02/20)
ローランド・カーク

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たぶん誰にも知られてないかもしれない
ミュージシャンです。

伊坂幸太郎さんの 【重力ピエロ】に出ていましたので
それで知った人もいるかも。

長年 その風貌から グロテスクミュージックとして
とらえられてきました。
それは、 この人の入る音楽ジャンルがなかったからです。
JAZZの中でも、デキシー・スイング・バップ・ビパップ・フリー・フュージョン等
ありますが、カークの音楽は分類不可能です。
また、サックスやフルートを何本もくわえて演奏するスタイルは尋常じゃありません。
しかし、彼の溢れ出る音楽は誰にも止められません。


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テーマ : 感想
ジャンル : 本・雑誌

大地の子 山崎豊子

戦後 中国に残された 孤児の苦悩と日本人への反感。
差別する中国人や助けようとする中国人に彼の人生は翻弄させられる。
彼の目を通して 近代化する中国を描き出す小説である。

大地の子〈1〉 (文春文庫)大地の子〈1〉 (文春文庫)
(1994/01)
山崎 豊子

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【あらすじ】
終戦後の満州で、松本勝男は 迫りくるソ連軍に 祖父と母を殺され妹とも生き別れてしまう。
過酷な運命にさいなまれて、記憶喪失になり人買いに連れ去られ中国の農家に売られる。
やっとのことで脱出したが、また人買いに捕まりそうになり、それを救ったのが陸徳志夫妻であった。子供のない陸夫妻は、一心という名前をつけ 教育を施した。
その後、中国は文化大革命の嵐が吹き荒れ、一心も日本人ということで 労働改造所に送られる。5年後 陸徳志の働きかけや友人の嘆願でようやく開放され 改造所での命の恩人であった江月梅と結婚する。
後に日中共同事業の製鉄所建設プロジェクトに参加し、日本の東洋製鉄から派遣された所長松本耕次と合う。それがはるか昔に別れた父親であった。

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

源氏物語 紫式部 瀬戸内寂聴訳

いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
で 始まる 源氏物語。
世界最初の長編小説として 類を見ないものである。

源氏物語〈巻1〉源氏物語〈巻1〉
(1996/12)
瀬戸内 寂聴

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高校の古典あたりでやるが、そのときには全然おもしろくない。
それは原文解釈から始まって、古文の文法をやるからである。

非常に無意味で退屈だ。

シャーロックホームズをまず英文原文の読みと文法から始めるようなものである。
われわれは、優れた翻訳家が訳してくれるので、内容を読んで楽しみを得るのだ。
その後、コナンドイルの原文を読み下そうと努力するのである。

こういうことを考えても、日本の宝物 世界小説のさきがけといえる源氏物語が
ビギナー時代に 難解な古文解読に費やされるのはもったいないと思う。

そこで、偉大な事業に取り組んだのが瀬戸内寂聴さんである。
やはり英文翻訳でも思うが、訳するという作業自体 非常にセンスのいる仕事だ。
原文がすばらしくても、訳者によって左右される。
そういうことをしても、この現代訳は作者の読み下しと愛情を感じる名訳である。

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

ダレン・シャン 

ダレン・シャン シリーズは主に子供抜けのファンタジー小説とされているが、
個人的には ハリーポッターシリーズより楽しい。

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)
(2006/07/15)
ダレン・シャン

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ダレン・シャンI -奇怪なサーカス-
ダレン・シャンは、友達のスティーブとともに 奇怪なサーカス シルク・ド・フリークに出かける。
そこには、想像を絶する怪人たちのショーが待っていた。
毒グモマダム・オクタに噛まれた友人・スティーブの命を助ける為、ダレン・シャンは吸血鬼のラーテン・クレプスリーと 半バンパイヤーになる取引をする。
バンパイヤとして、家族や友達を捨てて旅立つ彼の身に・・・・・・・。

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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

pitschi

Author:pitschi
本を乱読する日々。
このごろテレビがつまらなくなったので
本を読んで 音楽聴いて PCしてます。

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